逆イールド観測再燃?!FOMC議事要旨公表後に注目

逆イールド観測再燃?!FOMC議事要旨公表後に注目

今晩(2月20日)米国で発表される1月のFOMC議事要旨の内容により、米2年債と10年債の利回りスプレッドが縮小し、数週間以内に逆イールドを形成する可能性があると、BMOストラテジスト・ヒル氏は指摘している。

議事要旨に記載される内容として懸念しているのは

・米経済の長期的改善の明らかな兆候がなくとも追加利上げは近いとの見通しが示されること

・フェデラルファンド(FF)金利誘導目標の据え置きを支持する姿勢を再確認した上でリセッション(景気後退)リスクが当局者の発言より大きいとの認識が示されること

逆イールドとなれば、再びマーケットに景気減速もしくは後退懸念が浮上する可能性も高いだけに、今晩のFOMC議事要旨の内容には注意が必要だろう。

参考記事;https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-02-20/PN7JR86JTSE801?srnd=cojp-v2