北朝鮮『非核化交渉の中断』を示唆

北朝鮮の崔善姫外務次官は、2月末に行われた米朝首脳会談で米国が求めた『完全な非核化』について、『いかなる形でも譲歩するつもりはないし、そのような形の交渉は望んでいない』とコメントした。また、『金正恩朝鮮労働党委員長が近く、米朝交渉に関する声明を発表する』と言う。

今回のこのような発言に関して、北朝鮮側は交渉中断を示唆することで米国を揺さぶり、主導権を握る狙いと見られているが、金正恩朝鮮労働党委員長は今年1月、制裁が続けば『新たな道』を模索すると警告もしている。

また、最近ではミサイル発射場で復旧の動きが察知されていることなどからも、金正恩朝鮮労働党委員長の声明は『ミサイル発射の再開表明』になるのではとの見方も広がっている。

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