テスラに対する懸念が広がり続ける

NO IMAGE

先送りされていた『モデル3の週5000台生産』目標が達成不可能ではないかとの見方が広がっていた中、3月16日のブルームバーグの記事で、テスラは2月には週936台の『モデル3』を生産していたが、3月になって生産ペースが鈍化しているようだと伝えられた。

追随するように、今月23日にカリフォルニア州で起きた『モデルX』の死亡事故が起こり、本日まで原因が判明しないことから、昨晩の米国マーケットでテスラ株は大きく下落し下げ止まりを見せない。

EV車の事故が起きた場合、感電する可能性もあり事故現場で近づく危険性なども伝えられている。

これを受けて、テスラ向け車載電池を販売するパナソニック株も2営業日連続で大きく下げている。本日の日本のマーケットでは販売先がパナソニックである銘柄などには、テスラの懸念を受けた動きが波及していなかったようだが、今回の死亡事故の原因次第では、今後のテスラ車の販売台数にまで懸念が広がる可能性もゼロではなく、強いてはEV関連・自動運転関連銘柄にも広がりを見せる可能性もあるのではないだろうか。

テスラの自己原因究明の結果やテスラの株価については注視していきたい。

参考記事;参考記事はこちら