米国キャタピラーが1-3月期の調整後1株利益は『年内最高だろう』とコメントしたことから、ウォール街では懸念が広がりつつある。10月半ばから7-9月期の決算発表が本格化するのを前に、好決算が発表されるのは間違い無さそうではあるものの、利益見通しが市場予想を下回っている企業の割合が高いという。

今シーズンの決算発表を終えたS&P500種企業19社のうち、17社が利益予想を上回ったが、いずれの企業も決算発表翌日には平均2.8％下落している。

キャタピラーの指摘通り『1株利益は1-3月期が最高』となれば、企業利益の頭打ちという連想から、株式相場の悪材料にもなりかねない。

参考記事；https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-04/PG24LB6JIJV101?srnd=cojp-v2