伊藤忠【8001】が輸入した大麦から基準を超える殺菌剤が検出されたことについて、農林水産省は、法律に違反した商品を輸入したとして1ヶ月間、伊藤忠に米と麦の輸入を禁止する指名停止処分を下した。

2017年8月に同社がオーストラリアから輸入した大麦から、法律で定められた基準値の5倍もの殺菌剤が検出されていた。原因の特定は出来なかったが、生産者から集荷業者に引き渡された後に混入した可能性があると、農林水産省に報告書を提出している。

また、問題となった大麦の約半数は既に加工され出荷されているとのことだが、『健康被害の報告なども入っておらず、健康に悪影響を与えるおそれは無い』とコメントしている。

参考記事；https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180608/k10011469681000.html