雨宮 日銀副総裁候補『金融緩和の副作用について』

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日銀副総裁候補の雨宮氏は、金融緩和の副作用について以下の3点を挙げた。

『資産価格の行き過ぎ(バブル化)』・『金融機関経営へのマイナス』・『利子所得の減少』

だが、現時点では金融緩和の効果が副作用を上回っていると述べた上で、日本経済はデフレ脱却に向けて進んでいるとも評価している。

日銀の人事や、要人発言によってドル円が大きく動くことや、株価の反応を見ると、株価を維持したい安倍政権にとって、簡単には出口戦略について発言出来ない状況であることや、とは言え増税、東京五輪後のことを考えると、少しでも緩和縮小を始めたいと言うのが本音ではないだろうか。

日銀にとって、どうにもならないガンジガラメの状態に陥っているように見えるのは私だけだろうか。

参考記事;https://jp.reuters.com/article/boj-amemiya-idJPKBN1GH0Q9