カナダ当局 米ボーイングFA18戦闘機18機購入を撤回

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カナダ当局は、米ボーイングからFA18戦闘機18機を購入する代わりにオーストラリアから中古のFA18戦闘機を購入することを明らかにした。

ボーイングはカナダの重工大手ボンバルディアが不当な低価格で米デルタ航空に同社のCシリーズ航空機を販売しているとし、これに対し米商務省はCシリーズの輸入に300%の予備関税を今年10月に課すことを決定。ボンバルディアは不正行為を否定しており、関税についての最終決定は2018年2月に行われると見られている。

カナダ当局のボーイングFA18戦闘機購入見送りは、この一連の米国側への対抗策と見られているが、今回の見送りによりボーイングは約52億3000万ドルの取引を失ったことになる。

参考記事;https://www.cnn.co.jp/business/35111890.html