イールドカーブ・フラット化の原因は日本の銀行

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シティグループは、ディーラーの在庫と財務省のデータを元に、米国債のイールドカーブがフラット化している原因は日本にあると指摘している。

イールドカーブがフラット化している状況は『フラットニング』と呼ばれ、景気ピークのタイミングや悪化のタイミングで見られる現象である。だが、現在の米国債のイールドカーブのフラット化は、日本の銀行が、米国の短期国債ポジションを解消した(と見られている)ことと、GPIF(年金基金)が米国長期国債の保有率を増やしていることにあるという。

イールドカーブのフラット化については、問題視している声も多く、シティグループの見立て通り、その元凶が日本の銀行やGPIFにあるとなると、米国から日本はどのようにうつるのだろうか。

参考記事;https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-12-04/P0G6CRSYF01S01