日銀政策調整か?!長期金利が昨年7月以来の高水準

日銀が今月30日・31日に行われる金融政策決定会合で政策の調整を検討するとの観測から、長期ゾーンの売り圧力が強まり、国内債券市場では長期金利が0.10%まで上昇し、2017年7月以来の高水準をつけた。

長期金利が上昇したことで、日銀が指値オペを行うのではとの見方もあったものの、日銀はオペを行っておらず『日銀の政策調整』の可能性が再度高まりをみせていると言えよう。

市場関係者の間では、今回の日銀金融政策決定会合では現行維持との見方が大半を占めてはいるものの、永遠に行える政策ではないこともあり、7月31日前場までは『日銀出口戦略』の思惑がつきまといそうだ。

参考記事;https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-26/PCG5S76JIJV801