住友鉱【5713】EV電池材料増産計画 半年遅れる見通し

住友金属鉱山【5713】は2017年7月、『2018年6月にニッケル酸リチウムの月産能力を3550トンから1000トン増やす計画』を発表していたが、能力増強に向けた工事期間が長引いたことで、増産計画が半年程度遅れる見通しを明らかにした。

同社の生産するニッケル酸リチウムは、リチウムイオン電池の正極材として使われており、全量をパナソニックに供給している。パナソニックはそれを元に電池を作り米国・テスラに納入しているが、今回の増産体制の遅延はパナソニックの電池生産に大きな影響は出ていないと言う。

米国・テスラは最近『一部納入業者に対し過去に支払った代金の一部返金を要求した』と伝えられていることや『モデル3』のキャンセルが相次いでいるとのアナリスト報告なども出ている。

住友金属鉱山の増産計画遅延がパナソニックに影響を与えていないと言うことは・・・

参考記事;https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-25/PCEGR66JTSE901