中国 米国産ソルガム(家畜飼料)に178.6%の預託金 貿易摩擦再燃か

中国政府は18日より、米国産のソルガム(中国では家畜飼料に利用されているもの)に対し、最大で178.6%の預託金を徴収することを発表した。

この預託金は関税としての働きを持つほか、米国産ソルガムは米国にとって最大の輸出先が中国。

中国商務省は米国産ソルガムの輸入が国内産業に損害を与えていることを理由に今回の措置を『一時的な反ダンピング対策』としている。

米中貿易摩擦は一旦落ち着きを見せてはいるものの、鉄鋼・アルミ製品に対し、米国が高関税を課したままであることから、今回の中国の対応は貿易摩擦問題が再度取り立たされるきっかけになる可能性もある。

参考記事;https://jp.reuters.com/article/usa-trade-china-sorghum-idJPL3N1RU3BW