米国 メキシコからの輸入品すべてに5%関税上乗せ 

米国 メキシコからの輸入品すべてに5%関税上乗せ 

米・トランプ大統領は6月より、メキシコからの輸入品すべてに5%の関税を上乗せすることを明らかにした。今回、関税を課す理由については、メキシコからの不法移民が後を絶たないのはメキシコの対応が原因だからとのこと。

米国・カナダ・メキシコは昨年、自由貿易協定の見直しを行い、域内の部品調達比率を引上げる代わりに自動車の関税をゼロにすることで合意していた。

これにより自動車メーカー各社は部品調達等の見直しを進めていたが、メキシコでの生産戦略の見直しに迫られる可能性がある。

これまではメキシコで生産された自動車は米国への輸出関税はゼロであったことから、日本の自動車メーカーや、関連企業は相次いでメキシコへの工場を建設しており、今回の関税5%上乗せにより日本企業への影響も免れない。

参考記事;https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190531/k10011936681000.html