米国務省『イラン産原油の禁輸猶予措置を打ち切り』

米国務省『イラン産原油の禁輸猶予措置を打ち切り』

米・ポンペオ国務長官は『イランからの原油輸入を一部の国に認めていた猶予措置を5月2日以降は適用しないと発表する』予定だと、米・ワシントンポストが伝えている。

トランプ大統領は昨年5月にイラン核合意から離脱し、対イラン制裁の再開を表明していたものの、石油に関する制裁に関しては原油高を懸念し、180日間の緩和措置として、8カ国・地域を原油禁輸の対象から除外していた。

記事によると、ポンペオ国務長官はイラン産原油の供給分をサウジアラビアやUAE(アラブ首長国連邦)による増産で埋め合わせると表明するようだが、緩和機関終了後、直ぐにイランからの原油輸入をゼロにするよう各国に求めるかどうかは現在不明。

期限を2週間後に控え、イランの産油量(日量100万バレル程度)を埋め合わせられるのか・・・そうでなければ、原油価格への影響は大きなものになる可能性もありそうだ。

参考記事;https://www.cnn.co.jp/usa/35136120.html