逆イールドが株式市場の不安材料に

逆イールドが株式市場の不安材料に

今月3日、米国の3年債と5年債利回り格差(スプレッド)が約10年ぶりにマイナスに転じ、逆イールド(短期金利が長期金利を上回る現象)が発生。

逆イールドは景気減速を予兆する前触れシグナルの一つと考えられている。

フォート・ピット・キャピタル・グループ;『世界経済の成長減速の兆候がある。しかし、それが何を意味するのか。リセッション(景気後退)なのか景気減速なのか。それが逆イールドという破滅の前兆と重なったため、私は注視している』

バンク・オブ・アメリカ;『米金融政策引き締めと対中貿易を巡る懸念、企業収益の鈍化と利益予想の下方修正の動きは、2019年にかけて株・債券にとって良い材料ではない。ボラティリティー上昇と短期的な「ベビー・ベア」相場が起こり得る』

マニュライフ・アセット・マネジメント;『新興国市場にとってゴルディロックス(適温)の環境だ。ハト派の米金融当局が金利を抑制し、ドルの弱含みが見込まれるものの成長見通しは依然として安定している』

参考記事;https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-05/PJ8PAU6KLVR801?srnd=cojp-v2