環球時報『中国は防戦一方に甘んじず 見事なカウンター攻撃を』

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中国共産党機関紙傘下の有力国際情報紙とされている『環球時報』で、『米国との貿易戦争で、中国が防戦一方に甘んじることはない』と報じている。

これまでの米中間の攻防は下記の通り。

WSJ(米紙・ウォールストリートジャーナル);中国は、トランプ政権が中国製品に追加関税を課せば(今月予定されている)米国との通商協議の参加を拒否する可能性があり、中国当局者は『銃を頭に突きつけられた状態で交渉に臨むことはない』と述べたと伝えた。

環球時報;社説で『交渉のテーブルで利益をより得るため米国が摩擦を激化させようとすることに新味はない。われわれはより見事なカウンター攻撃を楽しみにしており、米国が感じる痛みは増し続けるだろう』と伝えた。

これに対し、トランプ大統領は関税を導入したことで米国の交渉力は向上した。米国と公正な取引を行わない国には関税をかけると自身のTwitterでツィートした。

17日、中国・王毅国務委員兼外相が国連総会に出席するため、今週ニューヨークを訪問すると発表しているが、米・中ともに引かない姿勢を強調しており、問題解決には時間を要するのは間違いないのではないだろうか。

参考記事;https://jp.reuters.com/article/usa-trade-china-idJPKCN1LX0DN