個人株主が積水ハウス会長を提訴『注意義務違反』

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個人株主が積水ハウス・阿部俊則会長を『立場上求められる注意義務』に違反したとの見解から提訴した。

積水ハウスは2017年4月、不動産仲介業者を通じ、所有者と名乗る女性と都内約2千平方メートルの土地の売買契約を行い63億円を支払ったが、法務局への所有権移転登記申請が却下され、詐欺被害にあったことが判明していた。

今回提訴した個人株主は、売買契約の最終決裁権者の適切な判断・監督監視義務が欠如していなければ『巨額の損失を防げた』と主張している。

この提訴に関し、会長側は請求棄却を求めた。

色々な見解や見方はあるだろうが、そもそも積水ハウスは不動産仲介業者を通じて契約を行っており、防ぎように無かった案件ではないだろうか。とは言え、株主側から考えると、防げていれば投資している企業の損失を防げたと言う主張も分からなくない。日本人の主張のあり方に変化が起き始めているように思える。

参考記事;https://www.sankei.com/west/news/180713/wst1807130050-n1.html