米国商務省が、中興通訊は輸出管理規制に違反していることを理由にアメリカ企業が輸出管理規制対象となっている製品・技術・ソフトウエアを同社に輸出することを7年間禁止する措置を発表してから3週間となるが、中興通訊は厳しい状況に陥っている。

米企業からの部品提供が止まったことで、中興通訊の直営店で全商品を撤去・自社のネット販売停止となっているほか、アリババが運営する通販サイトでも中興通訊のスマホ購入が8日には出来なくなった。

現在、通信会社が運営する販売店では中興通訊のスマホが販売されているが、これについても在庫がなくなり次第終了、販売が停止されるという。

中興通訊のスマートフォンは、昨年の実績で中国で9位、米国では4位。今後、米国でも販売停止に追い込まれる可能性がある。

今後の影響も懸念される。

参考記事；https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30212860Y8A500C1MM8000/