中国 2日付けで米国からの輸入品に高関税措置を発動

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3月23日に米国が鉄鋼・アルミに10%の課税を課したことに対抗し、4月2日付けで今度は中国が米国からの輸入品128品目に15~25%の関税を課すことを決定した。

だが、以前の記事(参照;こちら )にも指摘した通り、中国は米国産の大豆の最大の輸入国であり、大豆に対し関税をかけていないことを見ると米中貿易摩擦はまだ『話し合いの余地』を残した状態と取れるだろう。

また本気になれば、中国は大豆の輸入先を変更することも出来ることを考えれば、中国と米国との貿易関係は大きく懸念する必要は無いのではないだろうか。

現状では中国は、米国の出方を見ている段階だと考えられるが、米国の貿易赤字の額を考えると貿易摩擦懸念は簡単に終わる内容でもなく、長引く問題であるには違いない。

参考記事;https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180402/k10011387821000.html