MSCI浮動株ルール変更による影響に注意
米国・MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が、日本株に対する浮動株算出ルールを変更することを発表した。
同変更による日本株からの流出額は、約5800億円とも言われている。『生保の保有する固定株認定の銘柄が増えることにより、浮動株比率の下がる銘柄が発生しパッシブ連動資金はそれを売る必要が発生する』と言う。
日本株から資金が流出する需給発生日は5月31日の大引け値で、流出額上位とされるのは、トヨタ自【7203】の690億円、三菱商事【8058】の288億円、ホンダ【7267】の199億円、キャノン【7751】の159億円、デンソー【6902】の154億円。総額で約5800億円。
市場への影響も含め、注意が必要そうだ。
参考記事;https://www.morningstar.co.jp/msnews/news?rncNo=1836116&newsType=stock