ドル安円高の流れが継続 日銀金融緩和縮小観測広がる

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18日、ドル円は一時111円台を回復するも再び110円台で推移。WSJ(ウォール ストリート ジャーナル)の報道で『日銀はインフレ目標2%達成に楽観的』だと伝えたことや、ブルームバーグの報道で、『日銀内の一部で金融正常化についての言及があった』ことが伝えられている。

このような状況下では、円を売りにくいのだろう。1月22日・23日には日銀金融政策決定会合が行われ、四半期に一度の経済・物価情勢の展望リポートが公表される。

2017年11月分の消費者物価指数は前年比0.9%増ではあったが、エネルギーを除くと0.3%増に留まっており、日銀が目標としている2%には遠いことから、来週の日銀金融政策決定会合では金融政策に大きな変更は無いと考えられるが、昨年のECBでの発表のように、『金融正常化』を匂わせる内容が組み込まれることがあれば、円が売られにくい状況が続くかもしれない。

参考記事;https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-01-18/P2Q7436JIJVH01

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