日本製紙の子会社、原料価格高騰で解散・清算へ

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日本製紙【3863】の子会社・北上製紙は全事業から撤退し解散・清算する方針であることを発表した。北上製紙は、段ボール原紙や新聞用紙を扱っていたが、古紙などの原燃料が高騰し赤字が続いており、改善が困難であると判断したとのこと。

日本の段ボール大手・レンゴー【3941】も値上げを発表するなどしていたが、直近2回の決算発表では原燃料の上昇に追いつかず下方修正している。証券会社のレーティングでは、世界でのネット通販の広がりから段ボール需要が多いことなどを背景に目標株価の引き上げを相次ぎ行っているが、どの程度の値上げをすれば収益改善につながるのか、次の決算は要注目ではないだろうか。

参考記事;https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL16HNO_W8A110C1000000/