中国 2016年度のGDP確報値を下方改定

中国 2016年度のGDP確報値を下方改定

5日、中国国家統計局は、2016年のGDP確報値を発表。サービス部門が下方修正されたことにより、前回の発表から下方改定となった。2016年度のGDP伸び率は6.7%で前回発表通りで、成長率は25年以上ぶりの低水準。

2017年度の成長率は6.8%程度で、政府目標の6.5%を上回ると見られているが、2018年度のエコノミスト予想は6.4%に鈍化すると見られている。中国政府は2018年度の成長率目標も2017年同様6.5%前後としているが、リスクの高い融資の取り締まりを行うことで借入れコストは上昇。また環境汚染対策を強化していることにより、閉鎖する工場がでるなど悪影響も懸念されている。

参考記事;https://jp.reuters.com/article/china-economy-idJPKBN1EU086