WSJ『日銀は金利引き上げに舵を切っている』

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今週日本では日銀金融政策決定会合が行われるが、これを前にWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)に『日銀は金利引き上げに舵を切っている』との観測記事が出ている。

WSJは、日銀は国債買入れ額を緩和ピーク時の80兆円から直近1年では60兆円に減額していることを指摘。三菱東京UFJ銀行のストラテジストは早ければ2018年第一四半期に日銀は10年もの国債金利を0から引上げると予想しており、金利の引き上げ幅は0.2%~0.3%との予想が多いようだ。

WSJの記事の通り、金利引上げが行われることとなれば、これまで大規模な金融緩和を続ける姿勢を見せている日銀の政策を見て日本株に投資を行っている海外勢に変化が出てくる可能性がある。

またストラテジストらの予想通り、引き上げ幅が0.2%~0.3%だとすると日米金利差に大きな影響が無いと考える人もいるかもしれないが、これまでゼロ金利を続けてきただけに『引き上げ』のインパクトは大きい可能性もある。

参考記事;https://www.wsj.com/articles/japan-tiptoes-out-of-radical-experiment-in-monetary-policy-1513512001