来年の米国動向にも関係してくるアラバマ州上院補欠選挙

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今晩米国では、アラバマ州上院補欠選挙が行われる。共和党候補者のロイ・ムーア氏は、アラバマ州最高裁判所長官を勤めた経歴があるが、現在、未成年わいせつ疑惑が複数浮上している。

アラバマ州上院補欠選挙で今回、共和党候補者ロイ・ムーア氏が敗れることになると、上院100議席のうち、共和党は52議席から51議席に減ることになる。来年には米国で中間選挙が予定されていることから、議会運営をスムーズに行うためにも、トランプ大統領率いる共和党は議席数を減らしたくないところ。

また、今晩の選挙の結果で共和党候補者が敗れることになれば、トランプ政権は議会が休みに入る22日までに税制改革を含め、出来る限りのことを共和党議員数が多いうちに取りまとめたいという行動に出る可能性もあるのではないだろうか。

州補欠選挙の行方に注目が集まっている。

参考記事;https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-12-11/P0SZNG6TTDSE01