米国 税制改革とFRB利上げペースによっては来年バブルの可能性

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先週末に米国で発表された雇用統計では、就業者数が予想を上回り、平均賃金も緩やかではあるものの上昇しているという結果。内容を細かく見てみると、平均賃金だけでなく、平均週労働時間も増加しており、人手不足の中で労働時間が増えている可能性が伺える。

賃金の上昇については、FRBの目標としている3%増には届いていないものの、現行の労働状態が続けば2018年にもこの目標は達成される可能性がある。

経済指標の結果を見る限り、米国経済は極めて順調に推移しており、このような状況下で景気刺激策(税制改革やインフラ投資)が行われるとインフレ圧力が強まり、インフレ圧力抑制の為、FRBは利上げのペースを速める必要が出てくる。つまりはバブルに繋がる可能性がある。

2018年、トランプ政権・FRBの動向次第では、バブルを形成してしまうことにもなりかねず、今年以上に米国の動向に注意が必要になるかもしれない。

参考記事;https://www.bls.gov/news.release/pdf/empsit.pdf