フリン被告の虚偽供述でロシアゲート問題再びトランプ政権の行方は

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1日、フリン被告(前米大統領補佐官)がロシアゲートについて、法廷で有罪を認め『ロシアとの接触は、かなり上位のメンバーから促された』と発言した。幾度と無く浮上してきたロシアゲート問題だが、疑惑とされているのは『クリントン陣営に対するロシアの選挙妨害にトランプ陣営が関与していたのか』『フリン被告がロシアと制裁緩和の密約を交わしたのか』『トランプ大統領がロシアにテロ情報の漏えいをしたか』だ。

現在、トランプ大統領・ロシア側ともに疑惑を否定しているが、フリン被告の発言により両者の否定が虚偽であったとなれば、トランプ大統領の失脚に繋がる可能性もある。ロシアゲートが再燃されたことで、これまで大統領に批判的な立場をとってきた議員にとっては反旗を翻すタイミングとも言えることから、今後の動きに注目が集まっている。

だが、トランプ大統領が失脚となるようなことがあれば、ペンス副大統領が昇格する可能性が高く、米政権が安定するとの見方が大半ではある。それでも、一旦は株安・ドル安に動くだろう。

参考記事;https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24193240S7A201C1000000/