米・自動車サブプライムローン懸念再び

NO IMAGE

今年6月に懸念されていた自動車のサブプライム問題が再び浮上してきている。14日にニューヨーク連銀が発表した7-9月期の米家計債務残高は過去最高に達し、米国民の借入れコストの逼迫が強まり、延滞率も上昇している。9月末時点の債務残高のうち約4.9%が延滞しており、その大半がクレジットカードや自動車ローンの債務だ。2007年のサブプライムは住宅によるものであり、今回の自動車サブプライムローンは、それに比べると規模が小さい為、影響は限定的との見方が依然として台頭している。

だが、6月の記事にも書いた通り、自動車のサブプライムによる新車・中古車市場への影響や、それに付随する問題まで考えると、決して無視できない懸念の一つだと思える。

参考記事;http://jp.wsj.com/articles/SB11110569098026974559004583516350175304088

 

第二の『サブプライム』警戒感高まる

【↑6月掲載のサブプライムの記事】