中国元建て融資の減少『経済にもマイナス影響の可能性』
昨日発表された10月・中国新規人民元建て融資は6632億元と約1年ぶりの低水準だった。アナリスト予想では7800億元程度だった為、予想にも大きく届かなかった形だ。また、9月は1兆2700億元だったことを見ると、10月は約半分に減っている。
キャピタル・エコノミクスのジュリアン・エバンズプリチャード氏は『金融状況の引き締まりがここ数四半期に信用の伸びの鈍化をもたらしたということであり、近くこのマイナス影響が経済に及ぶと予想する。人民銀行は公にはデレバレッジを掲げつつも、さらに大幅に市場金利を押し上げることは控えるだろう。むしろ今後1年は金融状況が引き締められるより、緩和される可能性のほうが大きい』とコメントしている。
参考記事;https://jp.reuters.com/article/china-newloan-idJPKBN1DD0VJ
2017年10月の中国の新規人民元建て融資は6632億元と、予想以上に減少。2016年10月以来1年ぶりの低水準。住宅ローンが大半を占める家計向け融資は4501億元で、9月の7349億元から減少。新規融資全体に占める家計向け融資の割合は68%で、9月の58%から上昇。 中国
— China Tips by myokoi (@myokoi1962) November 13, 2017