段ボール業界に三重苦!原料費・燃料費・運送費上昇が圧迫
段ボールを扱う企業は、原材料費・燃料費・運送費が上昇していることで経営を圧迫されている。直近ではヤマトHDが値上げを行うなど、商品を運ぶ人件費や人手の問題から運送費用の値上げが行われている。加えて、段ボールの原材料である古紙価格が値上がり、更には製造過程で使われるガスや重油などの燃料費も上昇している状況だ。
段ボール大手のレンゴー【3941】は今年に入り3重苦の対策として8月1日分からの出荷に対し、段ボール原紙と段ボール製品の値上げを行った。だが、先日発表された7-9月期の決算発表では純利益54.2%減と下方修正した。10月以降、販売先に更なる値上げ交渉を行っているようだ。
ネット通販が台頭し、段ボールは需要は高まる一方ではあるが、現状では厳しい状況が続いている。
あえぐ段ボール業界 運送コスト高騰などで苦境:朝日新聞デジタル https://t.co/bkEeWYvYSD
— 中山 竜児 (@RyuDqk05266) November 12, 2017