モルガン・スタンレー『債券市場の逆張り推奨』

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間もなくトランプ大統領による次期FRB議長の発表が行われると言われており、米国の10年債利回りが2.4%を挟んだ動きを見せている。

この動きに対し、モルガン・スタンレーの金利戦略世界責任者のマシュー・ホーンバック氏は『逆張り』を推奨している。現在、トランプ大統領はパウエルFRB理事を選ぶと見られているが、誰が選ばれたとしても『債券市場の条件反射的な反応が長く続くことはない』とホーンバック氏は言及している。その理由として、議長が自分の任期中にできることには限りがあると指摘し、人選後、債券市場が過剰反応する場合は逆張りをするべきだいう。

ドル円の動きは米10年債利回りに連動している。ホーンバック氏の予想通りであれば、FRB次期議長の人選後、過度な円安・ドル高に進むことがあれば、逆張りが有効なのかもしれない。

参考記事;https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-11-01/OYQ9KP6KLVRC01