日本、事実上のテーパリングが起きている

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米コロンビア大学の伊藤隆敏教授によると、『日本では既にテーパリングが起きている可能性がある』という。その根拠として、日銀は金融政策として国債を80兆円を目処に買うとしているが、実際は60兆円を切り、50兆円を切る状態にあることを指摘している。

もしこの見方が正しいのだとすると、日銀はマーケットの混乱を防ぐ目的で公言しないだけなのだろうか。確かに、10月に入り株式市場は非常に強さを見せており、国債買入れ額が減少しているだけでなく、ETF買いも2度しか行わず、これまで日に739億円買い入れていたのに対し、709億円と減額している。

先月の日銀の動向だけ見れば、確かに日本はテーパリングに舵を切っている可能性もありそうだ。

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