スバル、30年以上も無資格検査を行っていた

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27日に開かれた記者会見で、スバルは、30年以上も無資格者による検査が続けられていたことが明らかになった。『安心・安全』を消費者に強くアピールを続けてきたスバルだが、消費者から信頼を失ったであろうことは言うまでもない。無資格者が検査を行っていただけでなく、無資格者が検査を行い、有資格者から借りた印鑑を『検査証明書』に押印までしていたという。長いこと続いてた慣習のため、悪いことをしている認識もなかったようだ。

また、日産の問題発覚後、国交省の通達を受け完成検査に関する調査を開始し、スバルでは10月3日には完成検査について問題があることを認識したという。問題発覚の発表に至るまで、無資格者による検査は打ち切り、問題についての対応に追われていたようだが、12日に記者から質問された吉永社長は『今のところ問題ない』と答えていた。その2週間後の27日に同問題を発表することになったのだが、吉永社長は『隠そうとしていたわけではない。国交省の対応があり、30日までに答えを出せば良いと思っていた』と答えたと言うが、対応のスピードには疑問が残る。

参考記事;https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171028-00195156-toyo-bus_all&p=3