業務改善命令だけでは済まない!商工中金の不正問題

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商工中金が『危機対応融資制度』で不正融資を行っていた問題で、社内処分対象者が800人にもなる可能性がある。これは全職員の約2割にもなる人数。不正に関与した人数は4月99人だったのに対し、400人にも増えており、不正件数は3000~4000件にもなるという。

商工中金は今月中に約22万件全ての『危機対応融資』の調査結果と処分内容を公表するとみられる。

所管の経済産業省・財務省・金融庁は5月に続いて2度目の業務改善命令を出す方針と伝えられているが、4月以降増えている、不正関与人数や不正件数を見る限り、それだけでは改善の余地がないように思える。

参考記事;http://toyokeizai.net/articles/-/194123