日産、生産・出荷停止で営業利益100億円減の可能性

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問題発覚後も無資格者による検査を行っていたことが発覚した日産は、先日、国内6工場の生産・出荷を停止。今のところ2週間程度の停止とのこと。大手証券会社の見方では、この2週間による被害は、販売で2万台、営業利益で約100億円の減少の影響が考えられるようだ。だが、この影響は更に広がる可能性もある。格付け会社のS&Pも懸念しているように、出荷再開の遅れやブランド毀損により今後、販売台数が減少する可能性があるからだ。

一部には、日産車にデータ改ざんで問題になっている神戸製鋼の製品が使われてたとの報道もあり、検査の重要性が重要視される。こうした流れを受け、西川社長は『急ぐのではなく確実にやりたい』とコメントしており、生産・出荷再開まで時間がかかればかかるほど、販売店や取引業者への影響も広がる可能性がある。

参考記事;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171020-00000002-fsi-bus_all