上昇し続ける株はない

上昇し続ける株はない

本日まで歴史的に見ても記録となる13連騰した日経平均。そろそろババ抜きの動きとなるか・・・場中の動きを見ていても、売り方の勢いが強くなってきているようにも感じるところ。

米国株が堅調、為替も円安に動いていること、決算期待と堅調な展開を続ける条件は揃っているわけだが、一直線に永遠に上昇するなんてことは無いことを投資家は皆ご存知の通りだろう。テクニカルよりもファンダメンタル重視で動いているようだが、日本では本格的な決算発表はこれからであり、景気の回復もまだ経済指標と言う形では、しっかりとした確認は出来ていない状態。となると、本日つけた21500円近辺で上値が重くなるような動きが続けば、一旦は利益確定売りの調整となる可能性が高いのではないか。

米国の決算もS&P500の利益成長率は、昨晩の時点で2.1%程度。(決算発表前の予想では6~8%程度の上昇)。中国共産党大会でも、共産党大会後は景気減速の懸念も出ている。

目先は、続く上昇で押し目待ちの投資家が、少し下げると買いに入る動きがあり世界的に見て下がらない相場が続いているが、出遅れている投資家の買い付け余力が尽きた時、一旦調整局面に入るのではないだろうか。

参考記事;https://news.infoseek.co.jp/article/zuuonline_177601/?p=1