エリオット波動理論で、NYダウは上昇相場の最終波動を形成しているという。１０月以降、NYダウの上昇相場が終了する可能性がある。今年に入ってからのNYダウの動きは、３０年前の相場展開と似ている。３０年前の１９８７年、年初から１３連騰を記録しブラックマンデーが発生するまで、３つの上昇波を形成した。

一方、今年に入ってからのNYダウは、２月９日から１２連騰を記録し、その後３つの上昇波を形成し現在に至る。ブラックマンデーは１０月１９日に発生していることや、テクニカル分析で信頼性の高いエリオット波動の３０年前との類似から、ブラックマンデー再来の可能性を唱えるアナリストもいる。

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