日銀のETF買いによる株式保有残高は17兆円を突破した。日本の上場企業の2割以上、4社に1社で日銀が『安定大株主』になっている。

日銀はETF買いによる投資活性化で物価上昇につなげたい考えだが、これまでのところ物価上昇や消費活動に大きな変化は見られない。

企業の株式に投入したお金が国民の給与上昇には繋がっておらず、内部留保が増えるに留まっている。年間6兆円を株式市場に使うよりも、国民にお金が回ってくるような政策をすべきなのではとの声も上がっている。

参考記事；http://www.nikkei.com/article/DGXLZO18072650U7A620C1SHA000/